お問い合わせ 0569-74-1580

部位別

膝の痛み


腕の痛み

こんにちは!膝が痛くて困っている方はいませんか?膝は毎日使う大切な部分なので、痛みがあるととても不便ですよね。こんなことで悩んでいませんか?

- 歩くときに膝が痛い
- 階段の上り下りがつらい
- 座ったり立ったりするときに痛みが走る
- 運動をすると膝が痛くなる
- 夜中に膝の痛みで目が覚める

膝の痛みは日常生活に大きな影響を与えるので、早めに対策をとることが大切です。

2. 膝痛になってしまう原因は?

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)・膝蓋骨(お皿の骨)で作られる関節です。
その為「痛み」を出す部位は、非常に沢山あります。
例えば「変形性膝関節症」と診断された方は、非常に多くお見えになります。
「変形性膝関節症」はその名の通り、膝の関節(大腿骨と脛骨、膝蓋骨)に変形や軟骨の摩耗が起こり痛みを出すとされています。
しかし、エコーなどで観察すると、膝関節の関節裂隙(大腿骨と脛骨の間の空間)は保てたれていることも多いです。
つまり、骨同士の接触ではないと考えられます。

では、なぜ痛いのでしょう。
膝関節は蝶番関節と呼ばれ、基本的には「屈曲(曲げること)」と「伸展(伸ばすこと)」しか動作はありません。
この単純な「屈伸動作」を行うために筋肉をはじめ、靭帯・関節包・脂肪体がバランスよく動きます。

しかし、どこか一か所の滑らかさが失われることで、様々な症状が出てしまいます。
注射や投薬・湿布・リハビリで、症状が改善されない方。一度ご相談下さい。
エコー観察や当院の評価で、その痛みの原因が分かるかもしれません。

〔膝外側の痛み〕

「膝関節」は非常に複雑な構造をしています。
沢山の筋肉に囲まれ、各種靭帯や半月板などの軟骨組織、脂肪体など様々な組織が協調し合い「膝」の複雑な動きを作り出しています。

「膝関節」が何らかの痛みを出す場合、必ずしも「靭帯損傷」や「半月板損傷」などの実質ばかりが原因とは限りません。
前述のとおり、非常に複雑な構造の「膝関節」は様々な原因で痛みを出します。

ここでは「膝関節外側部痛」に焦点を当て、その原因などを記載していきます。

①伸張ストレス
あなたの膝が「内反膝(いわゆるO脚)」の場合、膝の外側に大きな負担が加わります。
原因として考えられるのは、
A.後外側支持機構
 外側側副靭帯を中心とした各種靭帯が原因とされ、膝関節に対して脛の骨が外側を向く(下腿の外旋)が膝の外側の組織に大きなストレ 
 スを与えると考えられており、これらのストレスが痛みの原因になります。
B.動的支持機構
 膝の裏側には「膝窩筋」と呼ばれる小さな筋肉が存在します。この筋肉は膝関節に対して脛の骨を内側に向ける作用があります。つまり
 前述した「下腿の外旋」が起こることでストレスを受け痛みを誘発します。

②摩擦ストレス
これも前述した「下腿の外旋」が起こることで発生します。
主な原因は「大腿二頭筋」と呼ばれる太ももの裏側、外側にある膝を曲げる筋肉です。
この「大腿二頭筋」はその付着部(膝の外側やや下:腓骨頭)で外側側副靭帯と摩擦を起こすと考えられています。
しかし、この摩擦を軽減するために、人間の関節には「滑液包」と呼ばれる組織がありますが、ストレスを受けることでこの「滑液包」が
炎症を起こします。これが「滑液包炎」で、この場合「大腿二頭筋下滑液包炎」と呼ばれ、頑固な痛みの原因になります。

③圧縮ストレス
この圧縮ストレスには「腸脛靭帯」と呼ばれる太ももの外側にある索上の線維が原因と考えられています。
「腸脛靭帯」は太ももの筋肉全体を包む大腿筋膜外側の肥厚部です。
この「腸脛靭帯」は大腿二頭筋のところでも書いた滑液包炎を起こすことで有名です。腸脛靭帯炎と呼ばれています。
しかし近年、腸脛靭帯の下部には滑液包が存在しないことが分かり、代わりに脂肪組織が炎症を起こす「脂肪体炎」が原因と報告されています。
膝関節周囲には幾つかの脂肪体が存在しますが、脂肪体には神経終末(痛みなどを伝える神経)や血管が多く存在するため、炎症を起こした際は痛みを誘発すると考えられています。

以上、代表的な「膝関節外側部痛」の原因となる部位を記載しましたが、どれにも共通するのは「膝が内反(O脚)」している、またはその傾向にある場合です。
つまり、痛みの出ている患部のみを施術しても根本治療にはなり得ません。

ここでは、膝が痛くなる原因を簡単にいくつか紹介します。

**1. 怪我**  
転んだり、スポーツをしていて膝をぶつけたりすると、膝が痛くなることがあります。

**2. 過度の使用**  
膝を使いすぎると、筋肉や関節が疲れてしまい、痛みが出ることがあります。たとえば、長時間の歩行やランニングがこれに当たります。

**3. 加齢**  
年をとると、膝の軟骨がすり減りやすくなり、痛みが出やすくなります。

**4. 体重増加**  
体重が増えると、膝にかかる負担も増え、痛みが出ることがあります。

**5. 筋力の低下**  
膝を支える筋肉が弱くなると、膝に負担がかかりやすくなります。特に、太ももの筋肉が弱いと膝に痛みが出やすくなります。

3. 膝痛が改善しない、膝痛が悪化する理由は?

膝が痛くなったとき、すぐに対策をしないと、痛みが悪化することがあります。以下の理由で膝痛が改善しなかったり、悪化したりすることがあります。

**1. 適切な休養を取らない**  
痛みがあるのに無理をして動き続けると、膝の状態が悪化します。痛みを感じたら、まずは休むことが大切です。

**2. 不適切な運動**  
膝に負担をかける運動を続けると、痛みがひどくなることがあります。例えば、ジャンプや激しいランニングは避けるべきです。

**3. 正しい姿勢や正しい運動フォームを保たない**  
姿勢が悪いと、膝に余計な負担がかかり、痛みが悪化することがあります。座るときや立つときに正しい姿勢を心がけましょう。

**4. 自己判断で治療をしない**  
膝の痛みを軽視して自己判断で治療を行うと、かえって悪化することがあります。専門の治療を受けることが大切です。

**5. 筋力トレーニングを怠る**  
膝を支える筋肉を強くするトレーニングを怠ると、膝にかかる負担が大きくなり、痛みが続くことがあります。但し、膝の状態によりますのでご相談ください。

歩き始めに膝が痛い

毎日の歩行の中で歩き初め、膝が伸びている状態から曲がる瞬間「だけ」痛い、なんてことはありませんか。

整形外科などで「変形性膝関節症」と診断されても、痛みの原因が変形からではない可能性もあります。

よく聞く「骨や軟骨がすり減る」、「筋肉が落ちている」等のお話し。

確かに軟骨組織の変性や筋肉量の減少はあると思います。
しかし、必ずしもそれが原因で痛みが出るとは限りません。

冒頭の「膝が伸びた状態から曲がる瞬間だけ」に痛みを感じる場合。
それは「膝蓋下脂肪体炎」かも知れません。
「膝蓋下脂肪体」とはお皿の骨(膝蓋骨)の下にある膝の屈伸に非常に重要な組織です。

しかし、この「膝蓋下脂肪体」が何らかの理由で動きが悪くなる(滑走障害)と炎症を起こしたりします。

「膝蓋下脂肪体」は膝伸展位から僅か1.5度の屈曲で体積が一番大きくなると言われています。
その為、歩き出しの瞬間に痛みが出てしまいます。

4. 膝痛の治療方法は?

当院ではエコー観察や接骨院隣接のジムにて歩行状態や全身の姿勢(アライメント)などを評価しながら「膝が内反(O脚)」している原因にも焦点を当てています。
またオーダーメイドでのインソール処方も可能です。

膝の痛みを治すためには、いくつかの方法があります。以下の方法を組み合わせて治療を行うことが一般的です。

**1. 休養**  
まずは、膝をしっかり休ませることが大切です。痛みがひどい場合は、無理をせずに休むようにしましょう。

**2. アイスパック**  
痛みがある部分にアイスパックを当てることで、炎症を抑えることができます。1回につき15〜20分程度、冷やしましょう。

**3. 圧迫**  
サポーターや包帯を使って膝を圧迫することで、腫れを抑えることができます。ただし、きつく巻きすぎないように注意しましょう。

**4. 高い位置に上げる**  
膝を心臓より高い位置に上げることで、血流を促進し、腫れを抑えることができます。

**5. 筋力トレーニング**  
膝を支える筋肉を強くするためのトレーニングを行うことが大切です。特に、太ももの前側の筋肉を鍛えることが効果的です。

**6. ストレッチ**  
柔軟性を高めるためのストレッチも大切です。筋肉が柔らかくなることで、膝にかかる負担が軽減されます。

**7. 専門の治療**  
膝の痛みが続く場合は、専門の医師や柔道整復師に相談することが大切です。適切な治療を受けることで、早く回復することができます。

5. 膝痛が治るまでの期間は?

膝の痛みが治るまでの期間は、原因や個人の状態によって異なります。一般的には、以下のような期間が考えられます。

**1. 軽度の痛み**  
軽い膝の痛みの場合、数日から1週間程度で治ることが多いです。この場合は、休養とアイスパック、圧迫、高い位置に上げるなどの基本的な対策を行うことで改善します。

**2. 中度の痛み**  
中程度の痛みの場合、数週間から1ヶ月程度の期間が必要です。この場合は、筋力トレーニングやストレッチ、専門の治療を組み合わせることが重要です。

**3. 重度の痛み**  
重度の痛みや怪我の場合、数ヶ月から半年以上の期間が必要なことがあります。この場合は、専門の医師や柔道整復師の指導のもとで、継続的な治療を行うことが大切です。

膝の痛みを早く治すためには、早期の対策と適切な治療が重要です。痛みを感じたら無理をせず、専門の治療を受けることをお勧めします。


接骨院なちゅらる
住 所:〒470-2331 愛知県知多郡武豊町ヒジリ田61番
TEL:0569-74-1580
FAX:0569-74-1588
知多郡武豊町に位置する「接骨院なちゅらる」は日々新しい知識を身に付け、地域の皆様に医療の末端を支えるものとして、出来る限りのことをしていきます。


gotop